ミスを防ぐためにチェック項目を1つ足した。そのチェック自体が間違っていないかを、あなたは確かめているだろうか。
実はこれは、私たちの会社でAIの見張りを足した日に起きたことである。9月8日の1日で2本の検査を足し、その日のうちに2本とも穴が見つかった。
結論を先に言うと、持ち帰れることは3つある。 - チェックを足したら、落ちるべきものを食わせて、本当に落ちるかを試す。 - 「実装した」という申告で閉じない。 - 消えない警報は、無いのと同じになる。
先に気づいたのは、人の目だった
会議の事前資料に、曜日の間違いがあった。翌日の資料2本が、火曜日を「月」と書いていた。注意書きを足しても、翌朝は6本中3本が同じ間違いをした(自社計測)。書いて頼むだけでは守られなかった。
同じ日の10時には、相手のいる会議が2件重なっていた。日程調整の失敗である。人が気づいたのは、開始の8分前だった。
1本目:曜日の検査は、ある書き方を素通りした
曜日を暦と照合する検査を足し、過去の資料6本に通すと、4本が不合格になった。足した検査は、仕事をしていた。
ところが、閉じる直前に試験の資料を当てると、「2026-09-08(月)」のようなハイフン区切りの日付だけは、曜日が間違っていても通り抜けた。実際にその日、資料を作るプログラム2本が、この書き方をしていた(実測)。
2本目:終わった会議に「重大」を出し続けた
会議の重なりを見る検査は、開始から4時間以上たち、すでに処理済みの重なりに、「重大」を出し続けていた。検査が日付だけで範囲を切り、時刻を見ていなかったからである。
過ぎた予定は、もう動かせない。打つ手のない赤が出続けると、本物の赤が埋もれる。
5日後、本物を拾った
9月13日、9月15日の定例の重なりを、約58時間前に拾った(実測)。8分前に人が気づいた日から、2日前に機械が気づくところまで来た。ただし、開始時刻がまったく同じ枠しか数えない穴は、残っている。
自社で確かめる3つの問い
- 新しいチェックを足したとき、わざと間違いを入れて落ちるか試しているか。
- 「対応済み」の報告を、実物で確かめてから閉じているか。
- 対応できない警報が、出しっぱなしになっていないか。
2つ以上「いいえ」なら、見張りの側に穴があるかもしれない。目安として、AI診断で確かめてみてほしい。


